おひさまポカポカ、あったかい。
おひるは、もりのまるたごや。あつあつキノコのクリームスープ。
おひるは、もりのまるたごや。あつあつキノコのクリームスープ。
「おまえ、にしのあくまをたいじするといったな?」
ショコさんが、スープをつっつくぼくをみて、おもしろそうにそういった。
ぼくはコクコクうなずいて、はふはふスープをおクチにいれる。
ホクホクのクリームスープがおクチのなかにひろがって、やけるようにあつかった。
「んー、んー!」
「ほれ、みず」
ショコさんにわたされて、ぼくはゴクゴクみずをのむ。
「まったくモカのヤツ、こんなこどもにまでおんなじことをさせているのか」
ショコさんは、あきれたようにそういうと、ぼくのあたまをナデナデする。
あれ?
いまショコさん、おかしなことをいってたような。
「まあ、わたしもたどってきたみちだ。おまえもモカのでしだというのなら、あんなヤツくらいひとりでたいじできるだろう」
カラカラと、ショコさんがわらっていう。
「とはいっても、いまのままではやられるだけだから……そうだ、わたしがいいことをおしえてやろう」
「いいこと?」
「そうだ。おまえ、あくまにあったらコイツをなげてやれ」
そういってショコさんがくれたのは、なにかのじゅもんがかいてあるちいさなふくろ。
ふくろのクチは、ヒモでしっかりむすんであった。
「そいつをヤツになげるまで、けっしてみてはいけないぞ」
「もしみたら?」
「さあ、どうなるかな? くっくっく……」
ショコさん、すっごくコワいかお。
ぼくはコクコクうなずいて、ふくろをポッケにしまいこむ。
「あしたあさひがのぼるときにしゅっぱつするから、じゅんびしておけ」
ニヤニヤとショコさんわらって、ぼくのあたまをクシャクシャなでた。
ショコさんが、スープをつっつくぼくをみて、おもしろそうにそういった。
ぼくはコクコクうなずいて、はふはふスープをおクチにいれる。
ホクホクのクリームスープがおクチのなかにひろがって、やけるようにあつかった。
「んー、んー!」
「ほれ、みず」
ショコさんにわたされて、ぼくはゴクゴクみずをのむ。
「まったくモカのヤツ、こんなこどもにまでおんなじことをさせているのか」
ショコさんは、あきれたようにそういうと、ぼくのあたまをナデナデする。
あれ?
いまショコさん、おかしなことをいってたような。
「まあ、わたしもたどってきたみちだ。おまえもモカのでしだというのなら、あんなヤツくらいひとりでたいじできるだろう」
カラカラと、ショコさんがわらっていう。
「とはいっても、いまのままではやられるだけだから……そうだ、わたしがいいことをおしえてやろう」
「いいこと?」
「そうだ。おまえ、あくまにあったらコイツをなげてやれ」
そういってショコさんがくれたのは、なにかのじゅもんがかいてあるちいさなふくろ。
ふくろのクチは、ヒモでしっかりむすんであった。
「そいつをヤツになげるまで、けっしてみてはいけないぞ」
「もしみたら?」
「さあ、どうなるかな? くっくっく……」
ショコさん、すっごくコワいかお。
ぼくはコクコクうなずいて、ふくろをポッケにしまいこむ。
「あしたあさひがのぼるときにしゅっぱつするから、じゅんびしておけ」
ニヤニヤとショコさんわらって、ぼくのあたまをクシャクシャなでた。
そのひのよるは、まんまるのおつきさまがとってもあおくひかってた。
「あしたははやいから、そろそろねておけ」
ショコさんはそういって、ぼくにおちゃをそそいでくれた。
「おクスリみたいなにおいがする」
「わたしのいれたヤクトウだ。コレをのんでねれば、あしたのあさはシッカリめがさめるぞ」
そういわれて、ぼくはシブシブのんでみた。
「あ、おいしい」
「だろ、わたしがいれたのだ。マズいといってたら、いまごろおまえはこやのそとだったぞ?」
とびっきりのえがおで、ショコさんがいった。
やっぱりこのひと、モカせんせいとそっくりだ。
「ご、ごちそうさまでした」
ぼくはヤクトウをいっきにのみほすと、いそいそねぶくろにくるまった。
「おやすみなさい」
「ああ、おやすみ」
ショコさんはそういって、ぼくのおデコにチューをする。
「あしたははやいから、そろそろねておけ」
ショコさんはそういって、ぼくにおちゃをそそいでくれた。
「おクスリみたいなにおいがする」
「わたしのいれたヤクトウだ。コレをのんでねれば、あしたのあさはシッカリめがさめるぞ」
そういわれて、ぼくはシブシブのんでみた。
「あ、おいしい」
「だろ、わたしがいれたのだ。マズいといってたら、いまごろおまえはこやのそとだったぞ?」
とびっきりのえがおで、ショコさんがいった。
やっぱりこのひと、モカせんせいとそっくりだ。
「ご、ごちそうさまでした」
ぼくはヤクトウをいっきにのみほすと、いそいそねぶくろにくるまった。
「おやすみなさい」
「ああ、おやすみ」
ショコさんはそういって、ぼくのおデコにチューをする。
そのときちいさなおたけびが、やまのほうからとどろいた。
どもども、皆様お待たせしておりました。約4か月振りのウェハース更新です。
今回は全て仮名文字だけで書いてみましたが、如何でしょうか?(;^^@)
次回からは、いよいよ「あくまのやま編」突入予定です。お楽しみに♪(←いつになることやら……orz)
さる
今回は全て仮名文字だけで書いてみましたが、如何でしょうか?(;^^@)
次回からは、いよいよ「あくまのやま編」突入予定です。お楽しみに♪(←いつになることやら……orz)
さる