2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

血塗られた封印の城 第四章(1)

第四章 それは、紅月(こうげつ)の夜祭で…… 光が、瞬いていた。 それは、とてもとても紅い光。宵に映える真紅の妖光。 「お父様、ほら見て。あたくしが作りましたのよ」 その少女は、実に良くできた子だった。 男もまた、そんな娘を愛(いつく)しみ大切に育て…

ちーちゃんは悠久の向こう(日日日 著)

ども、さるです。 霜月に入り、流石に冷え込んでまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 さて今回から「愛読書用」に書庫を新しく設けることにしました♪ですのでタイトルの方も、頭に「さるの愛読書」を付けずに「本のタイトル(著者)」にすることに…

ここ数日の「おさる草紙」について……

皆様、お早うございます。 お天気レポーター?のサルマワシです(誰) 今朝は関東から九州まで所々雨が降ったりしている様ですが、皆様如何お過ごしでしょうか? さて本題ですが、ここ数日「おさる草紙」を3本更新しておりました(正確にはもう1本幻の作品が…

「怪盗ボヤキーヌの挑戦」より小火木麻奈:akaoni 画

どもども、さるです♪ いつもご愛読いただいている皆様、どうもありがとうございます! そして今回、またまたイラストを描いて下さったオニさん! さるはもう、感謝の気持ちで一杯です。 そこまで、ウチの小火木に愛を注いで下さるなんて!!(泣笑) そして、イ…

ディーネの神殿

石碑には、こうあった。 天(そら)の王が目覚め、金色の光が降り注ぐ刻、虹の門が現れる。 門を潜り惑わされることなく神殿へとたどり着けば、そこに眠る世界の鍵を手にするであろう。 深緑の森が眠っていた。音無き音は、鼓膜を突き刺すほどに鋭く冷たい。 …