2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

今日は晴れ晴れ♪

どもども、さるです(@ ̄∇ ̄@)/ いやぁ、ようやっと晴れましたねぇ~ 何て洗濯日和なんざんしょw さて折角なので、今日は毎年恒例の神田古本市に出向こうと思います。 昨日一昨日と雨続きで結局今日しか行くチャンスがないので、思う存分満喫していくつもり…

怪盗ボヤキーヌの挑戦

今宵、『やっつんのお菓子』を戴きます。怪盗ボヤキーヌ―― それは、一通の予告メール……ていうか、何このチェーンメール? いきなしこんな意味不明なのを送られた日には、俺は一体どうすればいいというんだ。 送り主については予想通りというか、最早メールア…

紅き夜の狼

男は、ただ黙ったまま辺りを見渡した。 樫の木のテーブルの上に散乱した何かの資料。 ぞんざいに置かれたビーカーやフラスコからは、鼻の奥を突き刺すような薬品の匂いがこびり付く。 資料を見ると――これは何かの術式か、それとも設計図って奴か? それは、…

血塗られた封印の城 第三章(12)

「ルーシーさん……」 食堂から北校舎へと続く渡り廊下を歩いていたルーシアは、後ろから掛けられた声に足を止める。 舞うように横なぎに揺れるツインテール。その視線の先には、長い黒髪を後ろで束ねた青眼の少女。 端正だが無表情でどこか掴みどころのない不…

実はもうすぐ一年……

どもども、さるです。 ええ、早いものでもうすぐ一年になります。 …………て「何が?」と申しますと………… もう直、 「血塗られた封印の城」執筆一周年!(何) なのですw 何というか、我ながら何と筆の遅いことよ……_| ̄|○il|li 昨日書きあげたばかりのお話で「ル…

血塗られた封印の城 第三章(11)

教室に響くチョークの音。半開きの窓の外からは、「ピッピッ」と笛の音が小さく聞こえてくる。 周りは静かなもので、誰一人として口を開く者は居なかった。生徒はおろか教師ですら。 ある意味で、それは異様な光景だった。 この造られたかのような静寂の中、…