2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

「ばうんてぃくえすと」ルーシア&アレス:ポテト画

ポテトさんから頂きました♪ 『ばうんてぃくえすと』のルーシアとアレスです♪ めちゃくちゃカッコええ!! なんというかアメコミ調な感じがします。 ていうか、マーベルにこんな漫画ありそうな気がしてきました(妄想中……w) にしても、アレス……かなりガタイ…

さるの愛読書――ギロチンマシン中村奈々子

「本日の処刑を実行させていただく、執行人は、わたし――中村奈々子でございます」 というワケで、さるです。(何がというワケだか……) さて、今夜の一冊はこちら…… タイトル:ギロチンマシン中村奈々子<義務教育編> 著者 :日日日 イラスト:大出長介 発行元…

血塗られた封印の城 第二章(2)

「おそらく、精霊指輪(エーテルリング)だよ」 いつもの大人びた口調で、淡々と答えるアレス。 「えーてる?」とルーシア、口元に人差し指を当てた仕草で聞き返す。 「そう、その名の通り精霊石を埋め込んだ指輪さ。髑髏(ドクロ)は、あくまで飾りだろうね」 …

はたらく王さま

門のむこうは、ゆめのせかい。 大きな石のみちが、ずっとおくまでつづいてる。その上を、ばしゃがゴトゴトすすんで行く。 まわりはきれいな草がひろがって、石のみちをはさんで木がビッシリとならんでる。 歩いていると、目の前にキレイな白い石のはし。 そ…

血塗られた封印の城 第二章(1)

第二章 それは、蒼闇(そうあん)の寝室で…… 生命(いのち)ある限り、人は誰しも、その大小に関らず過ちを犯すもの。 しかし皆が皆、必ずしもその過ちに気付き更正できるとは限らない。 人とは、罪を抱えて生きていく、業深き存在(もの)である―― 「醜い。実に醜…

血塗られた封印の城 第一章(9)

頂上へと続く暗がりの階段へ一歩、また一歩と足を進める二人。 「ねえ……本当に行く気?」 心配そうに尋ねるエレジア。両の手で強く握る木刀の先は、わずかだが焦げの痕が残っていた。 ルーシアは不安顔の彼女の方を向くと、無邪気に微笑みかける。 「大丈夫…