2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

血塗られた封印の城 第一章 それは、黄昏の教室で……(8)

「ったく、あの学園長にも困ったもんだ……本当に」 重い足取りで廊下を行くアイザック。 周りを気遣うことすら嫌気が差してか、すれ違う生徒達の痛い視線にも気付かずブツクサと愚痴をこぼす。 「ま、どうせまた理事長の機嫌でも取っておこうって魂胆だろうけ…

おさるの戯言――太陽電池で飯入らず?

どもども、さるです。 人間飯を食わねば生きていけませんが、飯食うためにはお金を稼ぐ。 これぞ世の習いですねぇ。 ところで皆さんは、飯を食わなくても(つまりはお金が無くても)生きていければと、ふと思ったりした事はあるでしょうか? 更に馬鹿げた話で…

木枯らしの季節

皆さん、こんばんは。 さるです。 木枯らしが吹く季節。皆さん如何お過ごしでしょうか? さるは相変わらず、秋なのに春眠暁を覚えぬ生活を送っております……orz そして、ネタが乏しい今日この頃。 ちまたでは、既にクリスマスに備え ツリーが飾られている所 …

血塗られた封印の城 第一章 それは、黄昏の教室で……(7)

「学園長、いよいよあの季節ですな。今年は如何ですかな?」 シワの目立つ細い眼を一層細め、好々爺の面持で微笑む理事長。 オールバックの白髪に白髭を蓄えた、初老を過ぎたばかりの偉丈夫な男である。彼には、どことなく貴族風の優雅さと貴賓に満ちた神々…

血塗られた封印の城 第一章 それは、黄昏の教室で……(6)

教師と思わしきその青年は、見た目30半ばといった感じで、碧い瞳にはどこかやる気のなさが覗える。 茶系のスーツにシワ一つない白のワイシャツ、しかし胸元までボタンを開け、ネクタイを緩めた姿がどことなく不良教師の印象を覚える。 「また、ヒューラーは…

血塗られた封印の城 第一章 それは、黄昏の教室で……(5)

「何そいつ、新入り?」 開口一番、その金髪の少年は余り興味無さそうな口調で言う。いや、どちらかと言えば目障りといった感じだろうか。チラッと栗髪の少女の方を見たかと思えば、すぐにそっぽを向いて最後列の席に着く。 彼の様子に少女のそばにいたマリ…

いろばとん!

どもども、さるです♪ 今回は「色バトン」に挑戦します。 お楽しみに…… ってこのまま予告編見たいなノリで終わろうとするトコだった………orz さて、今回素敵なバトンを下さったたのさん、ありがとうございました♪ たのさんのブログはこちらから →たのさんの隠れ…