2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

血塗られた封印の城 第一章 それは、黄昏の教室で……(4)

「だいたい今頃かな?」 バーリオンの中央通りに軒を並べる飲食店。 露店から漂う豚の蒸肉の香りが芳ばしい中央広場のすぐそばにある、清楚な造りの喫茶店。 窓辺の席の一角で、向かい合って優雅に午後の紅茶を楽しむ二人の姿。 一人は、見たところ20歳前後…

神田古本祭り♪

どもども!さるです。 さて、秋と言えば読書の秋……というわけで、今日は神保町の古本祭り行って来ました♪ 神保町はよく行くのですが、余りイベント事には疎い方で、偶々今日行ったら 街頭で古本がズラリと並んでいた!!! と言う状況に驚き、靖国通り沿いは…

血塗られた封印の城 第一章 それは、黄昏の教室で……(3)

突然の事だった。 眼前のその少女は、手に持った木刀を向けるや即座にルーシーを襲った。 「え? ちょ……ちょっと!」 マリーナが叫ぶ。 完全に不意を突いた体勢で、牙を向いた牙狼の如く剣先がルーシーに迫る。一瞬の戸惑い、その間に少女の胸元にまで凶器が…

血塗られた封印の城 第一章 それは、黄昏の教室で……(2)

「入ります」 ドアの向こう側から、教職員と思わしき男が入室する。 床一面に赤絨毯が敷き詰められ、両側の壁際にはそれぞれ牛の首を象った飾り物や鉄の甲冑など、如何にも在り来たりな装飾品が並んだ部屋。 正面にある木製の机の上には、「学園長」の黒い三…

規則正しき悪の組織とチンピラヒーロー

さて、秋も深まってきましたが(何か「ばうんてぃ~」でも同じ表現使ったようなw) さるです。 ウチのブログも、とうとう 訪問者数2500人突破しました!!! オメデトウ!\(^∇^)/ありがとう(。。)(゜゜)(←て寒いからソレw) ちなみに踏まれた方には、多分何…

血塗られた封印の城 第一章 それは、黄昏の教室で……(1)

第一章 それは、黄昏の教室で…… それは、この世に在らざる力―― 決して触れる事の許されざる存在(もの)。 ある者は、その力を自然の摂理から反した不吉なる存在と見なし、それを「魔」と称した。 昼休みを告げるベルが、校舎に鳴り響く。 「ルーシーさん、ご…

血塗られた封印の城 序章

血塗られた封印の城 序章 封印の歴史 「違います! 私は、け……潔白です!!」 少女の泣き叫ぶ声が、暗がりの講堂に響く。 鼻腔を強く刺激する異臭が染みついた窓一つない独房で、彼女は後手に縛られたまま審判台に上げられていた。 それを取り巻く男達。 彼ら…

恐るべき敵!

ども!さるです。 いやぁ、なんというか…… 寝不足には気をつけましょう!(いきなり何さw) 実はこの所、残業が続きいつも終電帰りで、平均睡眠3時間の生活を強いられてまして(T∇T) つい先日も、会社で飲み会があって寝不足の状態で参加しましたのよ、奥様…

王さまからのしょうたいじょう

きょうもお日さまポッカポカ。 お空はとってもハレバレで、ばしゃがガタガタすなぼこり上げて走ってく。 ユラユラゆられるぼくのほっぺに、つめたい風があたる。 「北の方は、もうじき冬か」 ぼくの方をだきながら、モカ先生がつぶやいた。 「先生、きょうは…

気まぐれおさる日記

おはよう御座います。 さるです。 今日からまた仕事ですね。 朝はいつも慌しく出るさるですが、今日は少しゆとり出勤をしてみようと思います。 では、今日も一日がんばって参りましょうか! というワケで、行ってきます♪(* ̄∇ ̄)ノ さる