少女が出逢ったその子供は、しばし小首を傾げていた。 その仕草があまりにも愛らしく、彼女は思わず何かに突き動かされるようにその子を抱きしめていた。 少女曰わく、 「ぐふふ、あたいはショタもいける口デスよ」と―――― 翼がはためいた。 金色の光が粒子を…
おひさまニカニカぽっかぽか。 おそらはアオアオいいきもち。 もくてきちまで、あとすこし。あくまのやまは、すぐそこだ。 おっきなクロいギザギザおやま。どんよりくらい、くものした。 もうすぐ、もうすぐ、とうちゃくだ。 あるくのすこし、おそくなる。ガ…
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